破落戸雑記

無銘の破落戸が綴る雑記

"Fuji Feather” 〜破落戸と自転車のお話し〜

本文に入る前に。2020年時点の、この記事の改訂版的な内容を更新したので併せて読んでもらえると幸い。ページのボトムにも再度リンクを貼っておくので、そちらからでもどうぞ。
kaede8264.hatenablog.com

2021.5.12 再追記。改訂2021版も併せてどうぞ。
kaede8264.hatenablog.com

2022.11.12 追記。
650B化した直近の様子はコチラ。
kaede8264.hatenablog.com



久しぶりにブログ書く。毎回お久しぶり。
写真の撮り方(現像)も文章の書き方も変わるから統一感が無くて変な感じ。写真のアップロード方法も毎回忘れて一から検索して既視感あるサイトを倣って漕ぎ着ける感じ。

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さて昨春の引っ越しを機に自転車に乗り始め、現在までの総走行距離は6400km超。自慢とかじゃないけど、そもそも自分比でとてつもない変化だから書き残しておきたい。

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当時、元々自転車に意識は向いてたけど今ほど自転車に対する知識が少なかった自分が選んだ一台はFuji Feather。そうは言いつつ案外Fujiとの付き合いは長かったりする(昔書いてたブログ) ただInstagramハッシュタグを漁ったのがきっかけで国内と海外ではペイント含む仕様が全然違う事を知り、ebayでわざわざ海外モデルをチョイス。許可(&購入)してくれた親には感謝。本当に届くのかって不安の中でどデカイ箱に入って来た時の感動は忘れない。その頃の価値観で自分なりに軽くカスタムしつつ(完成車ベースだけど)ほぼ自力で組み上げたのは今でも活きてる。そこから色々な変遷を辿るという流れ。

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深夜テンションでひたすら書き連ねてるから、このままの路線で行ったら1年分の事を書きかねないんで、現在の状況に絞って... 自分の中には"ランドナースポルティーフ"とか"ツーリング車"なんてキーワードが大きく主張してて「シンプルに乗ろう」って決めたピストバイクに結局フレームバッグを買い、遂にキャリア/フロントバッグが取り付けられるまで進んでしまった。ただFeatherにはキャリアを取り付ける為のダボ穴が1つも無い。そういうフレームにはバンド留めタイプが定番だけど、それも面白くない。そんな時に偶然か、はたまた四六時中digってた成果か見つけたのがコレソレ。同時期にフロントホイールのクイックリリース化が実現(Featherのフロントフォークは同メーカーのBalladシリーズと共通と思われ、その名残でエンドに脱落防止の凸がある)したのを機にトントン拍子に作業が進んで、ほぼ妄想通りの形に相成った。また紆余曲折を経て、ブレーキ関連全般とハンドル/ステムを交換し、半年近く温めてたカスタムも実現。

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9月の"Bike Swap"で何となく手に入れたB123ハンドル、加えて"日泉アウターケーブル ネイビー" のリリースによって「ネイビーで揃えたい」と構想が始まる… これをベースに「ギドネットレバーのゆったり気味なポジションから変えたい」「純正のへなちょこブレーキキャリパーをマトモな物へ」などなど...

こんな感じでなかなか後回しになってたものを一気に敢行。旅行を1つ潰したのは後悔もあるけど、これから1年毎日乗るものと考えると、最善の選択ではあったと思う。

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と言う事で、以下はパーツ構成の覚書的なものと軽い所感。はたまたカスタムを巡って辿り着いてくれた人への詳細。実際に自分も沢山のブログやSNSを参考にしてきて「有難かった」事が多かったから。そんな記事になったら良いなという思いを込めて...

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まず現在のカスタムの要であるキャリア。使っているのは"Nitto M-18" 比較的ステーがフレキシブルかつ先端がバンド留めだからダボ穴が無いフォークにも幅広く取り付けられる。そして、上でも少し書いてけどより良くする為に使ったのが同じくNittoの”Straight Struts"と”Viva クイックエンドアダプター”、ステーはキャリア側を適切な長さにカットしなければならない(ツノの様に飛び出る)けど、アダプターとの兼ね合いで丁度良い塩梅に収まっている。これは単純にラッキーだっただけだけど。

https://www.flickr.com/photos/166148147@N06/46596950675
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合わせるフロントバッグはド定番"Ostrich F-104" 世田谷の名店「長谷川自転車商会」で買った物。しばらく放置していたのを復活、有効活用した形。軽くワッペンで自己主張したりするのは当たり前っちゃ当たり前。休日にはピクニックグッズを詰め込んでポタリングに出掛けられるけど、何よりのポイントはショルダーバッグからの卒業。愛用のFreitagはカッコイイしたくさん入る。丈夫で防水だけど、その素材故に暑い時期は背中が地獄。「荷物を持たない」なんて選択肢が存在するわけないコミューターユースの自分にとっては自然な流れとも言えるし、そういうスタイルを提案するショップに感化されている節もある(笑)


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ブレーキは質実剛健、それでいてお手頃価格"シマノ BR-R7000" つまり105というヤツ。そしてアウターケーブルに合わせてインナーケーブルは"日泉 SP31" 一度シフトケーブルを買うというミスを犯したのは内緒。ブレーキレバーは"DIACOMPE GC202H" まだ慣れない操作環境で使ってるから正確な比較はできないけど、それまで使ってたギドネットレバーは遊びが多く、キャリパーもヘナチョコ。どちらかというと握力で握り込むような印象。しかも荷重が増えると露骨に効かなくなる。それが打って変わって、引きに対してダイレクトかつ確実に制動する。噂通りニッセンケーブルはスルスルと軽い。この辺り、温めただけあってかなり調子良い!

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ステムはそこまで選択肢が無い、とはいえ間違いないっしょという"Nitto Technomic" 突き出しはかなり悩んだ末の90mm。正直80mmでも良かったかなとも思うけど7:3で見た目重視なんで、そこは痩せ我慢。オーダーフレームだとこういうのビチビチにキマるんだろうな〜 ぶっちゃけ機能面はそこまで変化無い。

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ネイビーコーデの(面積的にw)立役者"BROOKS Cambium C17 all weather LTD " 撓って、去なす系の座り心地。メンテフリー、オールウェザーは何かと気にする事なく使い切れるだろうという選択。しかもお手頃プライス。ついでにBLの”おにぎりリフレクター” 尾灯は基本オールタイム点灯する派だけど、ケツ持ちに関しては絶大な信頼を置いてる。脱線するけど、この”風呂敷バイクパッキング”も結構調子良かったりする。

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最後に”FAIR-WEATHER Frame Bag” 年明けから使ってるけど「自転車に荷物を預ける」っていう考えを後押してくれたアイテム。革命的に自転車との関わり方が変わった。基本フレームバッグの固定メンツはU字ロック、ポケットティッシュスマホ、鍵、交通安全のお守り。これだけでも「背中→フレームの中心」と重心の変化が大きい。バッグと関わらずにこれらのアイテムにアクセス出来るのが良い。特に冬場はポケットティッシュはマストアイテムだったし。ただ、これらのバッグ類は若干盗難とかイタズラが怖い。現状、遭った事は無いけど。脱Freitagとは言ったけどサイズや重さによっては頼れる相棒だから(雨の日も)どっちかに偏らずバリエーション豊かに自転車生活をエンジョイしていく所存。

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今回もダラダラと書いてしまった。読ませる為の文章では無いな(笑) 日頃自転車に対して思ったり考えてる事を書き連ねられて満足。さあ春休みで脚も心肺も大分鈍ってるんで新年度リフレッシュした自転車でサクサクと身体戻して行きましょ。

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