破落戸雑記

無銘の破落戸が綴る雑記

破落戸と自転車 〜2021版〜

2022.11.12 追記。

650B化した直近の様子はコチラ。

kaede8264.hatenablog.com

以下本文。

 

先日、ハンドル周りの換装を終えて実質Ver.5.0になったし、暫く落ち着きそうなので更新。

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ハンドル周り、つまりハンドル、ステム、ブラケットレバー… マルっと入れ替えた。と言うのも、競輪ハンドルへの飽きと疲れ、ブレーキに対する不満(主にフィーリング)の蓄積や、それに先だって足回りの大幅なダウングレードを行なったのが原因。

まずSuperbePRO/RC-540コンビのホイールに想像以上に不満が多かった。リム幅が狭くタイヤが合わない様子。安定していた期間も長く26cなら大丈夫と思っていたけど、一時期バーストパンクを頻発させたりもした。ただし該当の同ロットと思われる前後セットがたまたま合わなかった可能性もあり、因果関係はだいぶ危ういので慎重に扱う。

次にCNC切削面のあるリムの方がいいよねーってなってしまったことと、それなりにすぐ振れてしまうこと。この二点はブレーキの効きとタッチに直接影響してくる要素。リム設計当時のブレーキキャリパー(と言うよりシュー)ならまだしも、剛性と精度が上がった現行規格との相性は悪くホイールが浮いてしまった。

ついでにリアハブ110mmについても。これに関してはスペーサーを噛まして問題なく運用できている、ように思えていたのだけど実の所、チェーンラインに僅かな難があり慢性的な異音の原因だった、と言うのがホイール入れ替え後に発覚。と、夢をギュギュッと詰めた筈がボロクソを書き連ねる結果になってしまったので、絶賛お蔵入り中。お金と時間、それに見合う乗車頻度が見込めたら再考しようと思う。

(現行規格の700c,36Hリム、A23以外でご存知の方は教えてください!)

そして、その代わりに導入したのは家に転がってたホイール一式、元はVivalo号が履いていたもの。内約としてはFORMULAの36Hハブ/メーカー不明のリム(ボチボチのリムハイト、そこそこの重さと硬さ、ブレーキ面切削アリ) と言う感じ。コグ・ロックリングもよく分からん。丁数は変わらず16T。シャフト周りの拭き掃除とリムテープ交換以外はノーメンテだけど、正直とても調子が良い。ダウングレードした筈なのに。

合わせるタイヤは”Panaracer Comfy 28c” まさかのカラータイヤは「あの頃」感を目指して思い付きと勢いで選んでみた。ちなみに、あの頃の自転車トレンドに自分は直に親しんでいない。ラインナップが28,32cで一昔前のクロスバイク向け想定ゆえに見逃しがちだけど、ヤスリ目パターンの中位グレードタイヤとしてはどノーマルでいい感じ。オススメ。

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続いてハンドル周り。内約は

・NITTO M106 NAS お友達からお借りしてる。

・UI-2 90mm Amazonで買った。箱可愛い。

SHIMANO BL-R400(たぶん) 関戸橋でナイトペダルなお友達から購入した。

(いつも、ありがとうございます。人の縁にはいつも助けられています。)

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ロードバイク界隈では一般的なアナトミックシャローを使ってみたくなったのが発端。Featherに求める要素が「ピストバイク」ではなくなった瞬間でもある。かといって、固定ギアは維持してる。街道練習機というかSSロードというか、ギア比を上げればクリテリウム仕様とも。最初は違和感が強かったけど、オンロードを流すにはとても練られている形だなと気に入っている。ステムはM106 NASが非オープンクランプとの相性が悪いのでUI-2に。折角オープンクランプなら気軽にハンドル替えたいので今のところバーテープは巻かず。ステムがクロモリだからどう、ってのは正直体感できてない。重量面では

「アルミステム+クロモリハンドル」

→「クロモリステム→アルミハンドル」

で大幅に軽くなったのでよし。ホイールが重くなった分と相殺して、重心が下がった事を考慮すればなお良し。

更にブレーキのフィーリング向上も必須事項だった。ホイール側は解決したけど、レバー側に難あり。これもまた、ブレーキキャリパーに対してヨシガイのレバーが浮いてる状況。キャリパーがその前提(というよりSTIしか眼中にない)で作られてるからレバー単体に戻しの機能があるものが欲しい。TRPとかDixna辺りかなーと見積もっていた直後に関戸橋。以下のツイートの通り(笑)

ちなみにシマノキャリパーブレーキでも世代によって引き代違い(互換)があるとか無いとか。Vブレーキでもないのに。一応調べたけどよく分からん、眠れない人にはおすすめの題材。あっという間に朝を迎えられるよ。どちらにせよ、R○000キャリパーに正式互換を謳う非STIレバーは無いと思われる。今のところ問題は感じていないし大丈夫そ?一年後には変わってるかも。上出しルーティーン分の長さと遊びが無くなったのと、シマノらしい質実剛健具合はなんだかんだ満足感に繋がってくる。ケーブル類は再々流用、フルアウターゆえ決して軽くはないけど、非常に滑らかで直感的。

「握ってみな、飛ぶぞ」

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ここ数年に及ぶ自己カスタムを全否定する結果になってしまったけど、その代わりに

「設計思想が合わないパーツの組み合わせは実用面で不満を持つ」

「自分は現行品を素直に使った方が幸せになれる」

と学べたので良かったと思う。

(cv.林原めぐみ)で再生しましょう。

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距離伸ばしたいなーとか輪行/宿(ヤド)泊を軸にしたファストツーリングもやりたいけど今は無理だねー 去年の今頃は「医療リソースを圧迫しない為に」派手な自転車の乗り方はしないようにしよう、だったけど、今年は下手したら助けてもらえなさそうな勢い。

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最近は近場でサクッと、体力と集中力が保つ美味しい遊び方を見つけ出したので専らそればっかり。この日は新しく仕入れたギアのお試しも兼ねて軽いピクニックライドだったけどいいメニューだった。これまたお借りしてる車体で、本来はよりシリアスな環境を走破できるポテンシャルを持った凄い自転車なんだけど普段は多摩川沿いのフラットダートなどを走るに留まってる。人や自転車で溢れる土手沿いと違って、稀にすれ違う人との距離感さえ気を遣えば、後ろ(から迫る速い自転車)を気にする必要もなく広々としたダブルトラック、本線を逸れたシングルトラックをほぼ独り占め。爽快で自由、最高。もはや多摩川に赴くのはメンタルヘルスケア目的と言ってもいい。

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脱線ついでに、もう一台。こちらはこの一年、殺伐した朝の都会の道を共に戦った同志。第一次宣言解除後、極力電車を使わない為に誂えたのが始まり。元々は家族共用のはずが、クセが強くて乗り辛かったのを少しずつ潰していきつつ、前カゴを付けて… とコミューター機として確立していった。ただしジオメトリーやギア比はロードバイクの血統が色濃く、よく走るし疲れないしで遠乗りにも連れ出したし、2020年度で一番乗った自転車と言えると思う。現在は大規模なオーバーホールとあわよくばカスタムの為に控えに回してる。古い個体だし大事に扱って末長く乗っていきたい。ちなみにポタリングがより楽しくなったのもこの自転車のおかげだと思う。この件に関しては、暗渠散策なども含めて別件で記事を書いているのだけど、なかなか筆が進まず2,3ヶ月経ってるから、どうにかして仕上げたいところ。(チラ見せ)

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年一更新からは少し遅れたけど、改訂2021版の自転車備忘録が書き切れたので満足、ではでは。

 

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