破落戸雑記

無銘の破落戸が綴る雑記

"Fuji Feather” 〜破落戸と自転車のお話し〜

本文に入る前に。2020年時点の、この記事の改訂版的な内容を更新したので併せて読んでもらえると幸い。ページのボトムにも再度リンクを貼っておくので、そちらからでもどうぞ。
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2021.5.12 再追記。改訂2021版も併せてどうぞ。
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2022.11.12 追記。
650B化した直近の様子はコチラ。
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久しぶりにブログ書く。毎回お久しぶり。
写真の撮り方(現像)も文章の書き方も変わるから統一感が無くて変な感じ。写真のアップロード方法も毎回忘れて一から検索して既視感あるサイトを倣って漕ぎ着ける感じ。

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さて昨春の引っ越しを機に自転車に乗り始め、現在までの総走行距離は6400km超。自慢とかじゃないけど、そもそも自分比でとてつもない変化だから書き残しておきたい。

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当時、元々自転車に意識は向いてたけど今ほど自転車に対する知識が少なかった自分が選んだ一台はFuji Feather。そうは言いつつ案外Fujiとの付き合いは長かったりする(昔書いてたブログ) ただInstagramハッシュタグを漁ったのがきっかけで国内と海外ではペイント含む仕様が全然違う事を知り、ebayでわざわざ海外モデルをチョイス。許可(&購入)してくれた親には感謝。本当に届くのかって不安の中でどデカイ箱に入って来た時の感動は忘れない。その頃の価値観で自分なりに軽くカスタムしつつ(完成車ベースだけど)ほぼ自力で組み上げたのは今でも活きてる。そこから色々な変遷を辿るという流れ。

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深夜テンションでひたすら書き連ねてるから、このままの路線で行ったら1年分の事を書きかねないんで、現在の状況に絞って... 自分の中には"ランドナースポルティーフ"とか"ツーリング車"なんてキーワードが大きく主張してて「シンプルに乗ろう」って決めたピストバイクに結局フレームバッグを買い、遂にキャリア/フロントバッグが取り付けられるまで進んでしまった。ただFeatherにはキャリアを取り付ける為のダボ穴が1つも無い。そういうフレームにはバンド留めタイプが定番だけど、それも面白くない。そんな時に偶然か、はたまた四六時中digってた成果か見つけたのがコレソレ。同時期にフロントホイールのクイックリリース化が実現(Featherのフロントフォークは同メーカーのBalladシリーズと共通と思われ、その名残でエンドに脱落防止の凸がある)したのを機にトントン拍子に作業が進んで、ほぼ妄想通りの形に相成った。また紆余曲折を経て、ブレーキ関連全般とハンドル/ステムを交換し、半年近く温めてたカスタムも実現。

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9月の"Bike Swap"で何となく手に入れたB123ハンドル、加えて"日泉アウターケーブル ネイビー" のリリースによって「ネイビーで揃えたい」と構想が始まる… これをベースに「ギドネットレバーのゆったり気味なポジションから変えたい」「純正のへなちょこブレーキキャリパーをマトモな物へ」などなど...

こんな感じでなかなか後回しになってたものを一気に敢行。旅行を1つ潰したのは後悔もあるけど、これから1年毎日乗るものと考えると、最善の選択ではあったと思う。

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と言う事で、以下はパーツ構成の覚書的なものと軽い所感。はたまたカスタムを巡って辿り着いてくれた人への詳細。実際に自分も沢山のブログやSNSを参考にしてきて「有難かった」事が多かったから。そんな記事になったら良いなという思いを込めて...

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まず現在のカスタムの要であるキャリア。使っているのは"Nitto M-18" 比較的ステーがフレキシブルかつ先端がバンド留めだからダボ穴が無いフォークにも幅広く取り付けられる。そして、上でも少し書いてけどより良くする為に使ったのが同じくNittoの”Straight Struts"と”Viva クイックエンドアダプター”、ステーはキャリア側を適切な長さにカットしなければならない(ツノの様に飛び出る)けど、アダプターとの兼ね合いで丁度良い塩梅に収まっている。これは単純にラッキーだっただけだけど。

https://www.flickr.com/photos/166148147@N06/46596950675
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合わせるフロントバッグはド定番"Ostrich F-104" 世田谷の名店「長谷川自転車商会」で買った物。しばらく放置していたのを復活、有効活用した形。軽くワッペンで自己主張したりするのは当たり前っちゃ当たり前。休日にはピクニックグッズを詰め込んでポタリングに出掛けられるけど、何よりのポイントはショルダーバッグからの卒業。愛用のFreitagはカッコイイしたくさん入る。丈夫で防水だけど、その素材故に暑い時期は背中が地獄。「荷物を持たない」なんて選択肢が存在するわけないコミューターユースの自分にとっては自然な流れとも言えるし、そういうスタイルを提案するショップに感化されている節もある(笑)


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ブレーキは質実剛健、それでいてお手頃価格"シマノ BR-R7000" つまり105というヤツ。そしてアウターケーブルに合わせてインナーケーブルは"日泉 SP31" 一度シフトケーブルを買うというミスを犯したのは内緒。ブレーキレバーは"DIACOMPE GC202H" まだ慣れない操作環境で使ってるから正確な比較はできないけど、それまで使ってたギドネットレバーは遊びが多く、キャリパーもヘナチョコ。どちらかというと握力で握り込むような印象。しかも荷重が増えると露骨に効かなくなる。それが打って変わって、引きに対してダイレクトかつ確実に制動する。噂通りニッセンケーブルはスルスルと軽い。この辺り、温めただけあってかなり調子良い!

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ステムはそこまで選択肢が無い、とはいえ間違いないっしょという"Nitto Technomic" 突き出しはかなり悩んだ末の90mm。正直80mmでも良かったかなとも思うけど7:3で見た目重視なんで、そこは痩せ我慢。オーダーフレームだとこういうのビチビチにキマるんだろうな〜 ぶっちゃけ機能面はそこまで変化無い。

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ネイビーコーデの(面積的にw)立役者"BROOKS Cambium C17 all weather LTD " 撓って、去なす系の座り心地。メンテフリー、オールウェザーは何かと気にする事なく使い切れるだろうという選択。しかもお手頃プライス。ついでにBLの”おにぎりリフレクター” 尾灯は基本オールタイム点灯する派だけど、ケツ持ちに関しては絶大な信頼を置いてる。脱線するけど、この”風呂敷バイクパッキング”も結構調子良かったりする。

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最後に”FAIR-WEATHER Frame Bag” 年明けから使ってるけど「自転車に荷物を預ける」っていう考えを後押してくれたアイテム。革命的に自転車との関わり方が変わった。基本フレームバッグの固定メンツはU字ロック、ポケットティッシュスマホ、鍵、交通安全のお守り。これだけでも「背中→フレームの中心」と重心の変化が大きい。バッグと関わらずにこれらのアイテムにアクセス出来るのが良い。特に冬場はポケットティッシュはマストアイテムだったし。ただ、これらのバッグ類は若干盗難とかイタズラが怖い。現状、遭った事は無いけど。脱Freitagとは言ったけどサイズや重さによっては頼れる相棒だから(雨の日も)どっちかに偏らずバリエーション豊かに自転車生活をエンジョイしていく所存。

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今回もダラダラと書いてしまった。読ませる為の文章では無いな(笑) 日頃自転車に対して思ったり考えてる事を書き連ねられて満足。さあ春休みで脚も心肺も大分鈍ってるんで新年度リフレッシュした自転車でサクサクと身体戻して行きましょ。

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破落戸放浪記

 

東京を脱出する時はいつも心躍るけど、今回は意味合いが強い。基本的に独り旅、好きな所に行き、好きなものを食べる。自分だけの為の旅は自分勝手な人間にとって最高の時間。そしてこの旅は"修学旅行"という意味も持っているので自分なりの形で”まとめ”を残そうと思う。

 2泊3日の旅の初日、友人を訪ねて浜松に向かった。この旅での目的はその地の日常を肌で感じる事。リサーチはしていてもナビに依存する事はしないように目的のエリアの方角が分かってからは適当に歩いてみる。普段は煩雑に感じる景色も最高の被写体だ。

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 街を歩く上で裏路地の呪縛からは逃れられない。情報が凝縮していて手っ取り早くそれっぽい雰囲気を味わえる、というのもあるけど思わぬ出会いも多い。例えば猫との遭遇率も高く見つけると、とりあえず躙り寄ってみる。大抵逃げられるが珍しく人に懐いており尾を絡ませたりとなかなか愛嬌がありこちらもデレデレ。撫でる手を止めると寄ってくるので、写真がままならずなのが悔やまれる。 

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 人が増え始めた街を後にして知人達と合流し浜松の有名どころを何件か。舘山寺の裏山からパノラマビューで浜名湖、湖岸の街並みを堪能。節分のイベントで賑わう愛宕神社の喧騒が嘘のよう。それにしても"遠州の空っ風"が堪えた。

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立ち寄った観光案内所はパチンコ屋だったと思われる店に併設されていて懐かしのゲームを遊べるらしい。なかなか交わる事の無さそうな組み合わせと染み付いたタバコの匂いが哀愁を誘う。キラキラするものは大抵フォトジェニックになる。下手にボカして距離感を出すより正対する方がいい時もあるのかもしれない。 

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 丁度日の入りの時間に合わせて到着した中田島砂丘。数年ぶりの再訪ながら防潮堤の建設により砂丘が人工物に成り果てたというのは受け入れ難い。「砂で覆い景観を維持する」という一言で片付けられたその先にどのような結果があるのか。その地に住む人の生活を前に野暮なことは言えない。 

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 旅初日の夜は友人の行きつけの店へ。自分ひとりならまず入れないであろう個人経営のお店で、独特のコミュニティが築かれている店内は新鮮。程よい喧騒と暖かみのある光の中で鰯料理を堪能した。鰯といえば!の南蛮漬けや刺身、パリパリ香ばしいご飯焼き、お鍋、そして梅と納豆が効いた〆のチャーハンまで…居酒屋ながら食事メインでも問題なく満腹になった。 

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翌朝、一路名古屋へ。更に中央本線に乗り換え目的地、多治見へ。普段の電車移動では騒音に感じる音も旅フィルターを通せば五感を刺激する材料となり微妙にアクセントの違う車内アナウンスにもつい聞き入ってしまう。 

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ここでは「学」パートとして美術館見学を課題にしたもののメイン展示が終了後で小規模な企画展を観ただけになってしまった。陶器をメインに扱う美術館で世界のティータイムをテーマにしているらしい。戦後日本の大手ホテルなどで使われていたという食器たちは目に留まりやすい。色の選択は明快、かつ綿密に練られたシンプルなデザインに見習うことは多い。

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 その往復路では日常の景色から演出された空間への境目「油断」が分かってしまうのもドアツードアではない旅の醍醐味かもしれない。 駅に戻り、事前リサーチした幾つかの街並みを目指し街歩きを開始。さすが陶芸の街、という事なのか時々それらしき光景にも遭遇する。  

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 そして今回の旅のハイライトと言っても過言ではないのが、「銀座商店街」エモすぎる…無視できない寂しさとやけにカラフルな雰囲気がコントラストをバチバチに効かせてくる。

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 翌日の予定と勘違いして昼食のアテがなかったのも幸いして、商店街の中の喫茶店を通り過ぎる事ができなかった。頼んだのはカレーとフルーツパフェ、特にこのフルーツパフェにはグッときた。リンゴのウサギさんはガタガタだし生クリームはそもそも絞ってない。なのに経験のない魅力に、再訪を心に誓うほどだった。旅を終えてからも飾らないデザートが食べれる店がないか、喫茶やパーラーを漁っている... 

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 せっかくなので温泉にも寄った。健康ランドというかスーパー銭湯というか、コンセプトが謎で落ち着きのない空間ではあったけど、お風呂は清潔で歩き疲れていた自分にとっては十分すぎる施設だった。パフェの余韻に浸ったり、翌日の予定の事をボーッと考える独り風呂もなかなか良い。

 拠点の名古屋に戻り、全体的な旅の傾向として昔ながらの洋食を…と思ってリサーチした店が駅ナカかつスタイリッシュで若干戸惑いながらも楽しさと疲労で謎のテンションになっていたおかげか目当てのオムライスを美味しく頂いてしまった。

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 とはいえ夜の街を散歩するほどの勇気はなく、道中のセブンイレブンでおやつを買い込み宿へ。最新のビジネスホテルに関心しつつ、写真を取り込んでSNSへの投稿も含め1日を振り返る。その時の言葉は気持ちが高ぶっている分暴れ気味だけど、落ち着いて文章にしている今参考になる。

最終日、朝のニュースでの雪予想に持ち堪えることを願い岐阜へ。駅前ロータリーと道路を挟んだ街並のギャップが大きい、もちろん心踊るのは後者。

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早朝の閑散とした雰囲気に加えて空は曇り、アーケード内は驚くほどに暗い。

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 しかし、文化観はもちろん24時間健在、アーケードのロゴは筆記体にネオンという組み合わせ。前日の商店街とは大きく異なりながらも時代性は十分に切り取れた。またアーケード内には謎のアートが掲げられており、新しいカルチャーの流入も観られる飽きない空間だった。 

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 「柳ヶ瀬商店街」というリサーチのもと向かったがエリアは広くそれぞれの通りに特色があるようで、全部回れた自信もない。

  途中、予報通り雪もちらつく程冷え込み、カメラを持つ手がままならず、味噌カツの店が開くまでは!という気持ちでデパートに避難するも、改めて自分の場違いぶりを実感させられてしまった。

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 しかし、我慢しただけあり味噌カツは最高に美味しかった。味噌の甘さと肉の旨みが身に沁み、衣が崩れる軽やかな音と和がらしの辛さとが味と旅の思い出にメリハリをつけた。 満腹とあまりの寒さに散策意欲は削がれ、活気が出始めた街に若干の後悔を残しつつ去ることになってしまった。

 さて書き出しに目的は日常を肌で感じることと書いたが、それは安易な考えだったのかもしれない。長く留まらなければそれは難しい。ならば生活している自分の地元に目は配れているのか考えてみるもそうでもないことがほとんどだった。今回の旅で、自分の生活圏を俯瞰し発見する機会を得たと考えると旅に一層の厚みが増すと思う。

 復路は700系こだまで名残惜しく帰京。車内販売がなく例のアイスが食べられなかったのは残念だった。途中うたた寝から目覚めると新富士に停車中。どうやら東海地域で苦しめられた雲を抜けたようで爽快な晴れとそびえる富士が眩しかった。 

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 無事帰京を果たし、この旅の何よりの条件である"予備校に間に合う事"をジャストのタイミングで達成し旅の幕を下ろした。 

帰京から投稿まで3週間近く掛かってしまった。こんなに"丁寧"な旅をしたことはないし、今後もないと思う。むしろ何か学んだ、とか建設的な感想は旅には必要ない。そんな堅苦しい旅はこれで修めてしまおう...

 

 

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ひと月前の散策のお話。

だいぶ間が空いちゃいました。約1か月… 既に季節はずれの域。

しかしこのGWを逃したらチャンスはない!ということで無理矢理書いてます。

主に世田谷公園をふらふら散策しながら撮りました。

どうしてもありがちな構図や雰囲気になっちゃいますね。

 

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逆光で透けや影をメインにすると情報量が程良くなり、

印象的、というのは自惚れ過ぎですが、見やすくなるのは確かです。

 

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公園内にはミニSLが走っていて、ちょっと乗って撮りたい気もしましたが、

流石に小さい子供やママさん方に混じるほどのメンタルはありませんでいた(笑)

そうそうこれを撮ったのは、学生には春休みでしたが世間一般はただの平日。

その何気ない1日は普段学校に籠っているこちらにとっては逆に非日常。

比較的ゆったりと流れる時間や柔らかい空気感が心地よかったです。

 

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桜といえば淡いピンクですが、このような白い花弁に新緑の

通称”枝豆ご飯カラー”(勝手にそう呼んでますw)も個人的には捨てがたいです。

 

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世田谷公園に満足した後は、その後の予定に向け三軒茶屋に移動。

キャロットタワーの世田谷通りを挟んで反対側、三角地帯に潜入!

戦後闇市というのでしょうか、それっぽさを香らせるエモ過ぎる一帯です。

しかし視線を少し上げるとキャロットタワーや首都高、ビルが視界に入り、

無秩序な店々との対比が時間の流れる速度を感じさせます。

 

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一見害悪な落書きやステッカーたちも無機質な建物に

”彩”を与えるという考えにおいては大事な被写体です。

 

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この辺りはコンビニや比較的新しい店があり

濃度的には薄まりますが、不思議と溶け込んでいるように感じます。

 

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もちろんこの一帯が本領を発揮するのは夜。

抜け道として通り過ぎることはあれど、深く足を踏み入れたことは流石にありません。

 

夜に見せる別の顔もまたいつか拝見したいものです。

 

 

"フルサイズのK"で写真を撮る。

 

 

最初の投稿をどうしようかと迷っていた(ただのサボり)ところに良さげな出来事が…

ペンタックスの無料トライアルに参加してきました。

news.ricoh-imaging.co.jp

 

当初の期間だと都合が合わないな〜なんて諦めかけていた所

期間延長とのお知らせがあるではないか!

ならば、ということで小田急の朝のラッシュも何のその、ルンルンで行ってきました。

K-1とFA31mm Limitedをお借りしました。

 

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他は持参のA 70-210mmと交換しながらという感じ。

試しに31mmで花を撮ってみる。「あぁ」と独り変な声を上げてしまいました。

 

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生憎の曇天、なかなか難しい。

普段K-7だと結構モチベーション下がってしまいますね。

 

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何となくの構図でそれっぽくシャッターを切っても、いいなぁと思えてしまう。

ますます撮影者の"腕"を丸裸にされます。

 

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このカラスは古いA 70-210mmで撮っていますが、

こんなに解像するのか!とか本来の画角ってこんなもんか〜と色々発見も出来ました。

一応持って行ったM 50mmは設定が分からず断念。

こちらも本来の"50mm"を体感したかったところだったので残念。

 

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リサイズの関係で失われてるかも分かりませんが、

オリジナルだと標識の反射材が表現されていて驚きました。

またカラスという露出の敵、更に背景が曇天の白という状況でも

羽や足のディテールが残っていて感動モノです。

露出が迷子なのは完全に僕の腕の問題ですね...

 

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そうそう、屋外でも設定一つでモニターが本当に見やすい!

色々弄りながら、そんな過程で一丁前にraw(DNGではなくPEF)に

変えたのが後で大変な目に遭うとは…

 そしてフレキシブルモニターの威力も体感。

普段はローアングルでもライブビューがあるだけで充分だと感じていますが、

MFメインだとなかなかキツいものです。

そんな状況下でもバッチリ合焦できるのは本当に良いですね。

 

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もちろん開放ボケも余すところなく堪能。

K-7/M 50mmを使い始めた頃はF1.4開放オンリーとかいう

ふざけた設定で写真撮ってましたが、やっぱりボケって堪らん!

 

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 丁度慣らしの為に下ろした靴を撮りたくて...

水に写る自分と桜、濡れる花びら、

キマるといい感じになるんだけど何とも巧くいかないものです。

 

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とまぁこんな感じで2時間程、夢のような時間を過ごしました。

そしてこの記事を書きながら頭を整理してみると、

いまいち使いたいと思える写真が少なく自分の未熟さが露呈しました。

また新しいカメラ欲しい、レンズ増やしたいなど

安易な物欲も湧く結果になりましたが、

現状はK-7やレンズ群を駆使してどれだけキマる一枚を撮れるかが目標ですね。

 

近々、この数日前に自分の使い慣れた機材と晴天という万全の環境で撮った時のものを

比較も兼ねて記事にしようかと考えています。

 

ちなみに今回撮影した浮間公園ですが数年前にも写真を撮りに来ています。

その時は同じくペンタックス主催でトライアルもあったようですが、

自分の機材で撮っています。そのうちの一枚がトップの影自撮りです。

真夏の午後から夕方にかけてなので状況は違いますが、参考までに。

 

ameblo.jp

 

(あれっ、この時の方がパッと見良くね?いやいやそんなはず...)

 

破落戸 降臨ス

小学生時代に何を思ったのかブログを開設し、

小さいコミュニティの中で4年程続いた。

そんなませガキはその後Twitterなどに味をしめ

投稿が疎かになり遂に放置してから早3年…

Twitterという比較的インスタントな環境に

ブログを捨てた当時は気に入っていたが

逆に発信できる情報量が少なすぎると、

最近では感じるようになってきた。

少し長く文章を書きたいと思った時…

思考を纏めたい時…

そんな時の為に。

しかし当時ほどマジメでもなく、

あっという間にバーチャル世界の

塵と化すかもしれない。

4年続いた初代にどれほど張り合えるか。

 

破落戸雑記、

ならず者の駄文をどうぞよろしく…

 

では、さらばだ。