破落戸雑記

無銘の破落戸が綴る雑記

今年も東京に雪が積もった。

東京、というと千葉に隣接した臨海部から奥多摩雲取山の頂上、或いは諸島まで含まれてしまう。ということを話の中に入れ込むのは面倒なヤツだけど「雪が降る」という文脈に限ってはあながちバカにできない。なので平野部に関して話したい時は大雑把なニュアンスとして"関東平野"なんて言ったりするのだけど、山陽出身の友人から「地理で習ったワードを使いこなしていて凄い」などと額面通りに取ってよいのか茶化しなのか迷う返しを受けたりする。そんな関東の平野部、個人的な帰属意識としては武蔵野台地にも雪が積もった。


蓋を開けてみると夜半に雨に変わったりで、自分の物心が付いてからだと同一タイでギリ5本の指には入るものの… という具合の結果だった。とはいえ降雪の翌日は自分的には休日、遊ばないわけにはいかない。本当は自転車で走り回りたいところ最もATB寄りのハンターがドック入り中の為断念。せっかくなので腰を据えてカメラと戯れるべく、早朝から散歩に出掛けた。





いつも通りに崖線沿い、宅地造成の影響を受けていない辺りを歩いていく。自分なりの鉄板ルートとなってる。



深大寺辺りで切り上げ。小学生の通学がチラホラ始まり、こんな日でも変わらない一日が始まるのを感じる。着込んだが為に怪しい格好、手にはカメラだけを構えた人間は平日の朝時間には相応しくない。